米国株で資産運用している yu (@yu_techs) です。
12/21からTSLAがS&P500に組み入れということで、12/18の引け間際に【ファンドの購入】と【短期筋の利確】により過去最大の出来高となました。
最終的にテスラ株は+5.96%という上昇してその日の取引を終えましたが、上下に激しく動きかなりのジェットコースター相場になりました。
S&P500に採用された際の影響については以前まとめた記事をご参照ください。
テスラ株の過去最大の出来高

12/19の出来高は過去最多の約1400億ドル(約14兆5000億円)とのことです。
前日の約4倍近くに増えており、この量は東京証券取引所全体の1日分の取引より大きくなってます。
たった1社で東京証券取引所の取引量を上回ってしまうというだけで、そのすごさが伝わるのではないでしょうか。
取引終了間際に500億ドル近くの売買が集中したそうです。
TSLAのチャート

こちらが2020年12月19日のテスラのチャートになります。
引け間際に取引が集中しているのがわかります。引け間際に628ドルまで下落し、一瞬で695ドルまで上昇していたみたいですね。
私は【ファンドの購入】➡【短期筋の利確】の順にチャートが動くと考察していたため、【短期筋の利確】➡【ファンドの購入】の順に取引が行われたのは意外でした。
TSLAのS&P500組み入れ後の動き
これからテスラの株価がどう動くかは短期筋の利確がどれだけ残っているかですね。
以下のどちらかかなと思います。
- 短期筋の利確を既に終わっている(ファンドの購入量が上回った)
- 残りの短期筋の利確が12/21から始まり下落トレンドとなる
どちらにせよファンドの購入は既に終わったと考えるのが自然のため、上値は重くなりどれだけ下落圧力が残ってるか気にする必要がありますね。
GAFAMの動き
TSLAのS&P500組み入れによって、GAFAMなどがかなり売られると言われてました。
実際の12/19の結果はFB以外はマイナスで終わる形になりました。
- GOOG:- 0.82%
- FB:+0.7%
- AMZN:- 1.06%
- AAPL:- 1.59%
- MSFT:- 0.38%
チャートを見ていて意外だったのが、寄りに大きく売られて、引け間際で買い戻されていたことです。
これはTSLAを購入する資金を確保するために【GAFAM売り】➡【TSLA買い】という順序になるためかなと思いました。
まとめ
TSLAホルダーやそうでない方にとってもビッグイベントであるTSLAのS&P500の組み入れが終わりましたね。
12/21以降も当然影響は残ってると思いますので、短期筋の利確がどれだけ残っているのかは注目したいです。
また、テスラは一旦材料で出尽くしで下がると多くの方(広瀬さんなども)が言ってますので、良いニュースがない限り徐々に下がっていくかもしれませんね。
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