【SPCE】ヴァージン・ギャラクティックの銘柄分析と今後の展望

銘柄分析

米国株で資産運用している yu (@yu_techs) です。

今回は、Virgin Galactic (SPCE)について調べました。SPCEは民間の宇宙関連企業で宇宙旅行の商業化を目指す企業になります。既に宇宙空間への試験飛行に成功しています。

現在、SPCEの宇宙旅行は50カ国の600人以上が予約しているみたいです。近々宇宙旅行は実現すると言われており、今後もしかしたら宇宙旅行が当たり前の世界が来るかもしれませんね。

本記事で特に参考にした公式ページを以下に置いておきます。ぜひ投資に興味がある方は目を通してみてください。

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Virgin Galactic (SPCE)とは

企業情報

  • 設立:2004年
  • 上場:2019年10月
  • 時価総額:5.7Bドル(約6000億円)※2020/11/29時点
  • 取引所:ニューヨーク証券取引所(NYSE)
  • ティカーコード:SPCE

 

事業内容

ヴァージン・ギャラクティックは航空宇宙企業であり、姉妹会社であるスペースシップ・カンパニーと共に、誰もが宇宙に行けるように、新世代の宇宙船を開発・運用しています。

2019年2月に「パイロット以外の人員」1名を乗せた宇宙船「VSS Unity」を宇宙空間に到達させており、一般人向けの宇宙旅行サービスをもうすぐ提供可能な状態になります。

 

Virgin Galacticの商用宇宙船「スペースシップ2」内部のバーチャル画像。同社提供(2020年7月28日公開)。(c)AFP PHOTO / VIRGIN GALACTIC

 

この画像は宇宙船の室内のバーチャルイメージです。12の窓と16個のカメラが備え付けられていて、地球を眺めることにフォーカスした内装になっているそうです。

また、乗客はシートベルトを外して宙に浮かぶこともでき、宇宙船の天井部にある窓からは真っ暗な宇宙に浮かびあがる、青い地球を見ることも可能とのことです。

  

今後の展望

現在、600人が宇宙旅行の予約のために25万ドル(約2600万円)を支払っており、宇宙船に乗るため何年も待っている状態だそうです。単純計算で、約156億円は潜在的な収益の見込みがある計算になります。

会社の方針によると、以下の通り事業規模の拡大を目指すそうです。

西暦宇宙船数フライト回数旅行者数売上予測
20202機16回66人約17億円
20213機115回646人約170億円
20224機170回965人約250億円
20235機270回1565人約406億円

現在、新型コロナの影響で2020年のテスト飛行は延期してますので、上記の見通しから遅延している状態になります。もしかしらた2020年はフライト回数が0回という可能性もあります。

<米国>宇宙旅行のヴァージンが大幅反落 コロナ対策でテスト飛行を延期

 

ヴァージンギャラクティックは過去にNASAから以下のような受注してます。今後も自社の宇宙旅行事業以外にもNASAとの提携による売上が見込めると考えてます。

・国際宇宙ステーション(ISS)へ滞在する民間宇宙飛行士を訓練・支援する「民間軌道宇宙飛行士準備プログラム」の開発

・地球上の2点間移動のための高速航空機の開発

  

CEOの交代

ヴァージン・ギャラクティックは2020年7月にディズニー社で社長兼ディレクターを務めていたマイケル・コルグラジア氏をCEOに迎えています。30年以上にわたるディズニーでの経験を活かして、顧客体験の向上を目指したいという考えです。

同時にこれまでCEOを務めていた、ジョージ・ホワイトサイズ氏は、機体の開発に焦点を当てた、最高宇宙責任者(Chief Space Officer)に就任してます。

全CEOのホワイトサイズ氏は、「ヴァージン・ギャラクティックの次の10年間は商業活動が中心であり、マイケルのような先見の明があるリーダーはが会社を前進させるだろう」と述べてます。

このCEOの交代はヴァージン・ギャラクティックが技術開発のフェーズを終え、既にサービス化のフェーズを迎えていることを意味してますね。ディズニーから人材を登用するところに経営の上手さや、今後の顧客獲得の本気度が伝わってきますね。

 

宇宙ビジネス市場の規模

市場規模

企業を評価する上で市場規模は大切な指標です。市場が小さいといくら独占的な企業になったとしても売上高の伸びしろが少ないですからね。

2040年代には世界全体の宇宙産業の売り上げが300兆円を超えると予測されてます。(ここには宇宙旅行だけでなく、衛星や通信なども含めた売上になります。)

宇宙旅行事業のみだと、2028年には1.5兆円に到達すると見込まれています。ヴァージン・ギャラクティックは直近は宇宙旅行事業がメインになると思いますので、売上予測をする上ではこの市場規模には注目すべきですね。

 

競合他社

宇宙旅行サービスを提供しようとしている会社は現在以下の4社になります。

企業旅行金額内容サービス提供時期
ヴァージン・ギャラクティック25万ドル宇宙空間体験旅行(90分)2020年予定
ブルーオリジン20万ドル宇宙空間体験旅行(15分)2020年予定
スペースX5500万ドル国際宇宙ステーション滞在旅行2023年予定
スペースアドベンチャーズ3700万ドル国際宇宙ステーション滞在旅行2021年予定

※コロナの影響でサービス提供時期は全社とも遅延が見込まれてます。

競合するのは旅行内容が似ているブルーオリジンのみかもしれません。

現在、宇宙旅行の予約は数年待ちの状態ですので、しばらくの間は顧客の奪い合いなどはなさそうですが、数年後に十分な人数にサービスが提供できるような状態になれば、シェア争いが激化するかもしれませんね。

話はそれますが、ブルーオリジンはAmazonのジョフベゾスが設立しています。スペースXはテスラのイーロン・マスクが設立およびCEOも務めてるのは有名な話ですね。

ちなみにスペースXの初回の旅行には日本の元ZOZOタウン社長である前澤氏が予約しているそうです。

  

プレスリリース(2020 Q3)

業績

  • 9月現在、現金および現金同等物はで7億4,200万ドルとなっており、キャッシュ・ポジションは堅調に推移しています。
  • 2020年Q3の純損失は7,700万ドルです。(2020年Q2は6,300万ドル)
  • 2020年Q3の非GAAP販売費・一般管理費2600万ドルです。(2020年Q2は2300万ドル)
  • 2020年Q3の非GAAP研究開発費は4,300万ドルです。(2020年Q2は3,500万ドル)

 

ビシネスの進捗

  • 初の宇宙飛行は2020年11月19日から23日の間に行われると予想されています。この飛行はNASAの飛行機会プログラムの一環として収益を生み出すものです。(※先日コロナの影響で延期が発表されました。)
  • NASAおよびサウスウエスト研究所との間で惑星探査機の飛行に関する契約を締結しました
  • 宇宙旅行の予約者は約600人(2020年10月31日現在)に留めていますが、2021年にチケット販売を再開する予定です。
  • 2020年12月31日に「One Small Step(※)」プログラムを終了します。参加者のプールは 2020年10月31日現在、900名近くに達しています。

※ One Small Stepは、1000ドルのデポジットを支払うことで、宇宙旅行チケットが再販された際に優先的に購入できるというもの

 

COVID-19の影響

ヴァージン・ギャラクティックはCOVID-19による事業と運営は遅延しており、スケジュールとコスト効率の両方に影響を与えています。

この影響は第4四半期から2021年にかけても続くと予想されます。従業員の安全確保につきましては、現場密度を下げるための時差シフトの実施や再作業の実施など、厳正な対策を実施しております。

 

まとめ

今回は宇宙旅行サービス会社のヴァージン・ギャラクティックについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか。

調べてはみましたが、サービスを始めていない企業に対して6000億円の時価総額がついているのが、割安なのか割高なのか全くわかりません。

ただ、少なくとも順調に事業が進めば、2023年には年間1565人(約406億円)は達成できるかと思います。

個人的には時価総額が今後10兆円クラスの企業になるには以下のようなシナリオが必要かなと思います。

  • 企業努力により経費削減および旅行代金値下げによる新規顧客の獲得
  • 年間10万人以上に宇宙旅行を提供できるだけのサービス基盤
  • 旅行ビジネス以外の収益源の獲得

正直、宇宙ビジネスは広大すぎて、今後どんな展開になるか予測できません。もしかしたら宇宙を舞台に色々なビジネスが展開され、とんでもない市場に成長するかもしれません。

将来は誰でも宇宙に行ける時代が来るとも言われてますし、そのような時代になれば宇宙ビジネスを行っている企業は恐ろしい時価総額がつくかもしれませんね。

個人的に今後が非常に楽しみな企業に思いました。

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米国株を中心に個別株やETFなどに投資中。銘柄分析や投資戦略についてのブログを運営。

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