米国株で資産運用している yu (@yu_techs) です。
私はNVIDIAは次の10年の主役となる企業だと確信しています。
今まさにAIの時代が始まろうとしており、そのAIに必要不可欠なチップ(半導体)を開発してるのがNVDIAとなるからです。
AIについて

これは有名な絵ですが、AIはよくエッジAIとクラウドAIに分類されます。
これからは全てのデバイスにチップが埋め込まれ人工知能として機能する言われており、そのデバイス側をエッジAIと言います。
逆に数千、数万のデバイス(エッジAI)から情報を収集し、GPUで大規模演算を行い学習・推論しているのがクラウドAIになります。
クラウドAIで算出された結果をエッジAIに送り、エッジAIで得た情報をクラウドAIに送るという無限ループでどんどん精度が上がっていくというのが、今まさに始まろうとしているエコシステムなります。
そして、クラウドAIの代表企業がNVDIAでありエッジAIの代表企業がARMになります。
ARM買収
NVIDIA がソフトバンクGから Arm を 400 億ドルの取引価格で買収することに合意しました。
これはすごいディールだと思います。NVDIAがARMを買収したことで、ナンバーワンのエッジAIとクラウドAIがNVDIAのジェンスン氏の手の中にあることになります。
先日行われたソフトバンクGの孫正義との対談でジェンスンはARMを「テクノロジの世界の宝石」と称賛しています。
それに加えて孫さんに「Armの未来を私に託してくれてありがとう。Armは買収価格以上の価値を今後持つだろう」と言ってます。
NVDIA×ARM
買収が成立したことにより今後NVIDIA の AI を世界でもっとも普及しているエッジ CPU に実装できるようになります。
ジェンスン氏は「私たちの夢は、NVIDIA の AI を Arm のエコシステムと融合すること」と発言しており、既にArm の本社がある、ケンブリッジにワールドクラスの AI 研究所を開設ことが予定されています。
まとめ
色々と書きましたが、今後AIの時代が必ずやってきて、あらゆる産業を再定義する革命がおきます。
そのAIに必要不可欠な半導体のナンバーワン企業であるNVDIAのコンセンサスが高まることは間違いありません。
ジェンスン率いるNVDIAが全てのAIの生みの親になる日はそう遠くないと私は思います。
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