ICLNとQCLNの構成銘柄を比較【クリーンエネルギーETF】

銘柄分析

いつも有難うございます。米国株で資産運用している yu (@yu_techs) です。

クリーンエネルギー分野がバイデン政策の目玉ということもあり、この分野のテーマETFが現在注目されています。

今回は日本の証券会社でも購入可能な【ICLN】【QCLN】について解説します。

両者の構成銘柄の違いなども説明しますので、最後までご覧いただければと思います。

※ 記載しているデータは2021年1月10日時点のETF.comの内容を元にしています。

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ICLNとQCLNの基本情報

ICLNの銘柄情報

ICLNは世界各国のクリーンエネルギー関連企業(太陽、風力、その他再生可能資源など)の株式で構成されたETFになります。

  • 運営会社:Blackrock
  • ブランド:iShares
  • 開始日:2008年6月24日
  • 経費率:0.48%
  • 運用資産:$5.49B
  • 1日の平均出来高:$134.29M
  • 銘柄数:33社

 

QCLNの銘柄情報

QCLNは米国で上場されているクリーンエネルギー関連企業(太陽光発電、バイオ燃料、新型電池など)などの株式で構成されたETFになります。

  • 運営会社:First Trust
  • 開始日:2007年2月8日
  • 経費率:0.6%
  • 運用資産:$2.45B
  • 1日の平均出来高:$40.71M
  • 銘柄数:45社

 

ICLNとQCLNの違い

ICLNは全世界の企業が投資対象ですが、QCLNは米国に上場している企業のみが対象なのは特筆すべき点だと思います。

各国の組み入れ比率などは後述しますが、世界分散派か米国集中派でETFの選択が変わってきそうですね。

経費率はICLNが0.48%、QCLNが0.6%と、経費率はQCLNの方が若干高くなっています。銘柄数はICLNが33社、QCLNが45社とQCLNの方がより多くの企業に分散していることがわかります。

運用資産額や1日の出来高はICLNがQCLNの2倍以上となってます。ICLNの方が運用規模が大きいことがわかります。

 

ICLNとQCLNの構成銘柄

ICLN 銘柄比率(上位10種)

銘柄名比率
Plug Poewr5.84%
Enphase Energy5.80%
Meridian Energy5.45%
VERBUND AG Class A4.67%
Siemens Gamesa4.62%
Xinyi Solar4.62%
Contact Energy4.59%
Vestas Wind Systems A/S4.38%
Orsted4.27%
EDP Renovaveis SA4.05%

上位10種で48.29%

 

QCLN 銘柄比率(上位10種)

銘柄名比率
Tesla8.75%
Enphase Energy8.06%
NIO6.54%
Albemarle5.85%
SolarEdge Technology5.59%
Plug Poewr5.46%
Sunrun4.32%
Cree3.89%
ON Semiconduuctor3.74%
Brookfield Renewable Partners3.51%

上位10種で55.71%

 

構成銘柄の違い

共通の銘柄各ETF独自の銘柄など概要程度ですが触れてますので、初見の銘柄などあればご参照ください。

共通の銘柄

  • 「Plug Poewr」は水素の燃料電池を開発しているメーカーになります。
  • 「Enphase Energy」は太陽光業界向けにマイクロインバータシステムの設計・開発・販売を行う会社になります。

ICLNの銘柄(構成上位ピックアップ)

  • Meridian Energy」はニュージーランド国営電力会社です。ニュージーランド全域でサービスを提供しており、水力発電で住宅、 事業、農村部の顧客に電力を供給する会社になります。
  • VERBUND AG」は、水力、火力、および風力発電所の運営を通じて、電力を供給している会社で、世界各地で事業を展開してます。
  • 「Siemens Gamesa」「Vestas Wind Systems」「Orsted」は主に風力発電に必要な機器を研究開発し販売している企業になります。
  • 「Xinyi Solar」は太陽光発電ガラスやその他関連製品を提供し、世界各地で事業を展開しています。(香港市場に上場してますね。)
  • 「Contact Energy」はニュージーランドの総合電力会社になります。
  • 「EDP Renovaveis SA」はスペインの会社で水力、風力、太陽光、潮力、バイオマスと廃棄プラントといった再生可能エネルギーの発電所を開発・運営している会社なります。

QCLNの銘柄(構成上位ピックアップ)

  • 「Tesla」「NIO」は言わずと知れた電気自動車のメーカーでリチウムバッテリーを開発しています。
  • 「Albemarle」はリチウムやリチウム化合物などを開発、製造している会社になります。(LIT(リチウムバッテリーのETF)では組入率がトップになっています。)
  • 「SolarEdge Technology」はイスラエルの太陽光発電システムソリューションプロバイダになります。住宅向けから商業用まで様々な市場に対応してます。
  • 「Sunrun」は米国にある住宅用太陽エネルギーシステム(プロジェクト)の設計、開発、設置、販売、所有とメンテナンスを行う企業になります。
  • 「Cree」発光ダイオード(LED)製品、照明製品、電源及び無線周波数(RF)アプリケーション向けの半導体製品を製造する企業です。

ざっくりと構成銘柄を見てみると、ICLNは世界各国の風力発電や水力発電といった銘柄が多く組み込まれている印象です。

一方で、QCLNはEV企業やリチウムバッテリーの製造企業が多く組み込まれていることがわかります。

 

国別の比率(上位)

ICLN

  • 米国:34.50%
  • ニュージーランド:9.98%
  • デンマーク:9.39%
  • スペイン:6.38%
  • カナダ: 6.61%
  • オーストラリア:4.94%

QCLN

  • 米国:78.33%
  • 中国:14.77%
  • カナダ:6.08%
  • チリ:0.08%

ICLNは米国比率が高いもののある程度は世界分散されてます。QCLNは米国に上場されている企業限定ですので、米国に偏ってます。

 

過去のチャートとパフォーマンス

ICLNの過去データ

【5年チャート】

 

【年平均のパフォーマンス】

  • 1 年 :166.81%
  • 3 年 :51.84%
  • 5 年 :29.69%
  • 10年: 9.85%

過去1年で急激にパフォーマンスが向上していることがわかります。

 

QCLNの過去データ

【5年チャート】

  

【年平均のパフォーマンス】

  • 1 年 :206.25%
  • 3 年 :55.54%
  • 5 年 :38.91%
  • 10年:17.32%

こちらも過去1年で急激にパフォーマンスが向上しており、直近でEV企業(TeslaやNIO)の躍進したことにより、QCLNの方が最近のパフォーマンスは良いですね。

  

ICLNとQCLNのどちらがおすすめか

ICLNとQCLNは一重にクリーンエネルギーのETFといっても好みが分かれるETFになっていると思います。

例えば

  • 世界分散したい人はICLN、米国に集中したい人はQCLN
  • EV企業を含めたい人はQCLN、より風力/水力発電なども入れたい人はICLN
  • 重複銘柄を理解した上で両方に投資するのもあり

など、方針によって選択が変わりますし、手持ちのポートフォリオによっても銘柄選定が変わると思います。

今回、ICLNとQCLNを比較してみましたが、意外と違いがあるということがわかりました。この記事がどちらのETFに投資しようか迷っている方の手助けになれば幸いです。

投資は自己責任ですが、気になった方はぜひ検討してみてください。

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